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【秘蔵】写真で綴るサイレンススズカ物語

皆様、あけましておめでとうございます!今年も「The岡田修平」をよろしくお願い致します。

新年の幕開けにリクエストにお応えして悲劇の名馬サイレンススズカをお届けします。

栗東でのサイレンススズカ
サンデーサイレンス×ワキア

 

3歳時

母ワキアの受胎失敗や発情時期と種牡馬の予約が一杯などの理由から当初の予定とは異なり、サンデーサイレンスが付けられた経緯から競走馬としては遅生まれになる5月に誕生した仔馬は牧場時代から早く走っていたという。その後、栗東の橋田厩舎に入厩した馬は「サイレンススズカ」と名付けられた。

5月生まれで成長に合わせて調整されたサイレンススズカは1997年2月1日にデビューし2着に7馬身差をつける圧勝して「遅れてきた大物」と評価を受けました。(ちなみに2月1日はワタシの誕生日です・笑)

新馬戦のサイレンススズカ
新馬戦のサイレンススズカ

 

新馬戦の勝ち馬撮影
新馬戦の勝ち馬撮影

 

2戦目にはクラシックの皐月賞のトライアルの弥生賞に出走。ゲートをくぐり外枠発走になりスタートで出遅れるという気性的な問題を露呈するもレースでは見せ場を作っての8着と負けて強し!の印象を与えました。

3走目は自己条件の500万下で2着に1.1秒差をつける圧勝し、4走目はダービートライアルのプリンシパルステークスも後の菊花賞馬や弥生賞で敗れた相手を抑えて優勝しダービーへと駒を進めました。

ダービーの返し馬
ダービーの返し馬

 

ダービーでは距離延長による折り合いを重視した結果、本来の走りが出ずに9着に敗れました。

秋初戦の神戸新聞杯も楽勝かと思われたレースもゴール寸前にマチカネフクキタルに差されて2着となり、次走は距離適性から菊花賞よりも天皇賞秋へ陣営は選び前半の1000mを58.5というハイペースで逃げるも最後は失速し6着となりましたが、3着馬とはハナ、クビ、クビと0.1秒しか差が無く自分の競走スタイルが確立された感じがしました。

マイルチャンピオンシップ15着、香港カップ5着という成績で3歳時を終える。

 

連勝街道の4歳時

年明け初戦はバレンタインステークス、ここも逃げて4馬身差の圧勝、続く中山記念も勝って重賞初制覇を果たすと小倉大賞典、金鯱賞も連勝してハイペースで逃げながら最後はもう一伸びするという手の付けられないような走りを見せて悲願のG1勝利も目前となりました。

 

金鯱賞のサイレンススズカ
金鯱賞を圧勝

 

金鯱賞のサイレンススズカ2
2着に1.8秒差の大差

 

金鯱賞勝ち馬撮影
ファンの声援に応える

 

第39回宝塚記念はファン投票6位ながら1番人気に支持され、期待に応えるかのように逃げ切りG1初制覇を成し遂げて4歳時(現表記)5連勝を達成。さらなる高みへつながる秋での飛躍が期待されました。

 

宝塚記念のサイレンススズカ
宝塚記念のサイレンススズカ

 

宝塚記念のサイレンススズカ2
宝塚記念のゴール

 

宝塚記念のサイレンススズカ3
サイレンススズカと南井騎手

 

宝塚記念の勝ち馬撮影のサイレンススズカ
重賞5連勝

 

宝塚記念の勝ち馬撮影のサイレンススズカ2
G1ウイナーの仲間入り

 

伝説のG2から悪夢

宝塚記念で古馬の頂点に立ったサイレンススズカ。秋初戦の毎日王冠で3歳で無敗の外国馬エルコンドルパサーとグラスワンダーと対戦、どちらもG1ホースで古馬になってからも活躍の2頭を子供扱いして圧勝し、もはや無敵の貫録を示す。

圧倒的なパフォーマンスでこの年6連勝と敵無し。唯一の死角は外枠が不利な府中の2000mのレースでどの枠に当たるか?だったが逃げ馬にとって最良の1番枠が当たり、秋の天皇賞は単勝オッズ1.2倍が示すようにファンはもはや勝つのは当たり前、どういう勝ち方をするか!?に注目が集まった。

 

パドックに向かうサイレンススズカ
パドックに向かうサイレンススズカ

 

天皇賞秋の返し馬のサイレンススズカ
天皇賞秋の返し馬

 

運命と呼ぶには・・・

平成10年11月1日11レース1枠1番の1番人気と1並びの中でスタートした天皇賞秋、快調に飛ばすサイレンススズカ。前半1000mも57.4秒の超ハイペースと思われる時計も涼しげな感じで自分の走りをする。場内テレビ中継が困るような超縦長の展開もファンの視線は先頭の馬に集中していた。

悪夢が起きたのは3コーナーを過ぎた府中競馬場名物の欅の向こう、急に失速して競走中止をしたサイレンススズカは左前足手根骨粉砕骨折と診断されて予後不良の措置が取られた。

異様な雰囲気の中レースは続いていたが、場内には悲鳴が上がりなんとも言えないような空気に包まれていた。

競馬に絶対は無い!もしサイレンススズカが負けるとするならばアクシデントしか無い。と戦前言われてましたが、一番起こって欲しくないアクシデントが起こってしまいました。

サイレンススズカは星になりましたが輝いた時を、こうして紹介出来るのも写真の力だと思います。「一瞬を永遠に!」ワタシはこのテーマを胸にこれからも撮り続けます。

 

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