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風蓮湖のワシ撮影2回目

オオワシの近くを鹿が通っている所

オオワシの撮影を続けていますが、今回は羅臼から2年ぶりに風蓮湖にやって来ました。

ただ…..この撮影日の朝に風邪を全開で発症してしまいまして、撮影時間を取るより部屋に居た方が長かった記憶です。ただ、天気は快晴で少しだけ写真を撮ったので、風蓮湖で(身体ゾクゾクさせながら)撮った写真をお披露目したいと思います。

北海道根室市にある鷲の撮影地

青空とオオワシ

こちらの場所の説明は、以前の投稿をご参考下さいませ。

北海道根室風蓮湖の鷲撮影スポットにて(英国BBCでも放送された場所)
前回の投稿では、羅臼の流氷船上から撮影した写真を載せましたが、今回は根室市にある「風蓮湖」の有名なスポットにて撮った写真を投稿します。 風蓮湖2回目の撮影記投...

 

前回は2年前の滞在でした。前回一枚だけ納得の行く写真が撮れたので、今回も意気揚々とこのスポットに参りました。

根室風蓮湖の鷲の撮影スポット

こちらの場所は、鷲の撮影をされる方には有名な場所でして、レストランと宿泊施設もあり、通年を通して風蓮湖の野生動物などが観察できる場所です。

ただ野鳥の撮影地ですから、ワタシの口からはあんまりハッキリとスポット名を言いたくないのでGoogleで検索してみて下さい。すぐに出てくると思いますので。

 

風蓮湖のオオワシ撮影スポット

んで、前回訪れた時は、シーズンでもあって宿泊は満室だったので、根室市のビジネスホテルに宿泊したんですけど、今回は早めの問い合わせが功を奏し宿泊予約に成功。

部屋数はあまり多く無い様なのと、たぶん常連さんが毎年決まって来るんだと思われまして、シーズンはその中に潜り込むのも中々な難易度があります。

まーそのぐらい鷲(オオワシとオジロワシ)が集まるって事なんですけどね。

ワタシは見た事ありませんが、タンチョウやオオハクチョウも来るみたいですよ。

利用した部屋ですが、簡易で小さな洋室と言う感じでしたが、清潔だし特に困る事もありませんでした。ちなみに2泊しましたが、部屋の清掃はありませんでした。

 

ココで使用する撮影機材

オオワシとオジロワシの群

まずはよくご質問いただく撮影機材についてお話します。

もちろんどんな写真を撮られるかにも寄りますけど、ワタシの機材はフルサイズ一眼と500mm+1.4×を取り付けて焦点距離700mmの単焦点で撮っていました。

これから置く写真は全て700mmで撮って居て、全てそこからクロップ済みです。

それでもだいたい2000px〜3000px以上は残せているのですが、ちょっと物足りなさはあります。ですからやはり最低で700mm(フルサイズ換算)以上は必要かなぁ、と言う感想です。

 

オオワシの横からの立ち姿

どのくらいの大きさで撮りたいかと言うのは、用途に関わるかとも思います。

A3以上のプリントアウト前提ですと、やはり単純に横幅3000pxくらいは欲しいかなと思いますけど(厳密にはそこまで要りませんけど)、例えばインスタグラムなどネット使用前提であれば横幅1200pxあれば上等です。

ただ昨今は4K以上のモニターがドンドン増えて来てるから、保存する画像の大きさも気になる所です。

結論は、こちらでの撮影はフルサイズ700mmくらいあればだいたい大丈夫かと。

 

翼を大きく広げて歩くオオワシ

ちなみにこのブログへの投稿写真は、サイトの読み込み速度を考えて横幅1000pxで切って居ます。クロップして縮小してる感じです。コレはたぶん通常のブログより大きく置いてあると思いますから、各デバイスでのサイト読み込み速度が落ちるのはしょうがないと思いつつ、PCや大きいタブレッド端末などのモニターで綺麗に映る様にこの大きさで落ち着きました。

 

翼を広げて着地するオオワシ横の姿

800mm、900mmでも、さほど撮影の難易度は上がらないと思いますけど、基本的には焦点距離が長ければ長いほど撮影は難しくなるとは思います。

ワタシ自身の感想としては、この場所のみであれば800mmで撮りたいかな、って感じです。でも600mm単焦点は持ち合わせてないので500mm一本勝負で参ります。

テレコンをよく使用しますが、解像度の落ちはあまり感じては居ないです。でも厳密にはテレコン使用すると落ちているのは明らかですけど。(カワセミの撮影などでシビアにクロップして行くと、その差が現れて来ます)

翼を大きく広げて飛ぶオオワシ

700mm以下の焦点距離だと、この場所では物足りなさを感じるかな、と思います。

ワシ達は、人間達が大勢の集団で「バシャバシャ」賑やかに撮影してる場所まで近づいては来ませんからね。

 

風蓮湖で撮影する人々と撮影機材

以前の投稿で出した写真ですが、撮影者達は上の写真の様な状況です。

ワタシが「チラ見」する限り、600mm×1.4の方が一番多く、あとは800mm、500mm+×1.4または×2.0、400mm×1.4または×2.0、300mm×2.0の方や100-400mmなどのズームレンズ使用の方もいる感じです。頭上を飛ぶワシを撮影する為に、短めの予備機も準備しています。

フルサイズ換算1000mm以上で撮影されている方も結構居て驚きましたが、実際には上述600mmに×1.4の方が王道的な感じでした。

だけど、かなり本格派な方が多い印象ですね。羅臼や鶴居のタンチョウの撮影と違って、こちらはなんかちょっとした玄人感のオーラがこの集団から湧き出てます(笑)。

でも、野鳥の撮影ってホントシビアだから、焦点距離もそうだけど、やっぱり機材が全てに置いて重要なんですよね。よく分かります。「俺は機材なんかこだわってねーよ」とは言えないですね。だって必要だから(笑)。

 

正面から歩いて来るオオワシ

ココだけの話ですが(笑)、ワタシはこの場に来るとかなりチープな機材を使っている事を知るんですけど、いえいえそれでもそんなのはワタシはまったく関知せず、いざ撮影になればそんな事はまったく関係無い気持ちです(いえ、強がりではなく)。納得の写真が撮れるかどうかだけですので。

納得が撮れるんだったら、スマホでもコンデジでもOKです。でもそれだと撮れないから大きい機材を北海道まで持って行く訳ですね。

たまにこんな会話になるんですけどね、

現在一眼レフで撮れる写真のクオリティは、いつかスマホカメラが追い抜くとは思います。だけど同時に一眼レフの進化も物凄いモノがあるので、同世代の各機種であればスマホに生涯追いつかれる事は無いと考えて居ます。

しかもこの機械の進化は、コレから更に加速して行くんでしょうね。ワタシがまだ子供の頃には、学校の図工の授業の課題で「未来」をテーマに描けば、必ず何人かは人間が携帯してる「テレビ電話」を描いて居ました(笑)。

そう考えるとまさに現在「未来を観てる」みたいな感じになってますけど。

お話が脱線し過ぎですね。申し訳ありません。

 

撮影した写真

翼を広げ威嚇するオオワシ

この日は青空が広がりまして、文句の付けようがない青空でした。

でもですね、青空とワシとのコンビも良いのですが、実は光が強過ぎるとコントラストばかり強調されて、観て居てあまり好みの写真は撮れないんですよね。

特に冬は日差しが強くて、しかも雪が真っ白だから、濃い色配色のオオワシやオジロワシの撮影は難しくなります。

オオワシはこの翼と足の「白い部分」を如何に「白飛び」させない様に撮るかが重要な課題でもあるので、あまり強い日差しは嬉しくありません。

こうした広いフィールドでの撮影だと、影になる部分がまったくないので、理想を言えば「薄曇り」くらいがベストかなぁ、と思います。

 

追いかけっこをするオジロワシとオオワシ

と言う「言い訳」をしつつ、こんな風な写真も撮れました。

ワシ達は、群れ同士仲が良いんだか悪いんだか分からないんだけど、いつもこうした争いが勃発しまして、コレこそこの場所でのシャッターチャンスだと思って居ます。

 

着地するオオワシ

あとはこうしたお茶目風な姿が見れる気がします。

最初は狙っては撮れないけど、野鳥の場合撮影してると、その野鳥の次の動きがイメージできて来るから、シャッターを押す時間(連写する時間)が身体に染み付いて来ますね。

表情から「あっ飛び上がるな」とか分かって来ると、色んな写真が撮り易くなりますね。

 

喧嘩するオオワシとオジロワシとそれを観ているオジロワシの幼鳥

「あっ動いた」からの「シャッター連写」では「ピントも合ってなくて画角にも入ってない」写真を量産してしまいますね。

野鳥の活発な動きを写真に残す為には、動物一般なんでもそうですけど、よくよくその被写体の「顔」、特に「眼」を注視しておくと、動きが分かって来て今に撮れる様になる気がしてます。

その段階の前に自身の機材は、見なくても手元で自在に操れる様にしておかなければなりませんけどね。

使用する雲台のテンション(固さ)だとか、ピントの癖、どんな時でも「絞り」、「シャッタースピード」、「ISO」、をチャッチャと調整できる前提がないと、野鳥撮影は本当に難しいと思います。

あー、なんかセミナーぶってますけど(笑)、意外にこうした「具体的な動作」については、著名な方も言わないんですよね。機材の使い方とか、設定だとかの話しは聞いた事がありますけど。

いえ、たぶん不特定多数の方へ話すのであれば、そうそう具体的な事は言えませんよね。きっと一緒に撮影でもすると、その凄さが分かる気がしてます。温かい場所(コタツとか)で雑誌とか本とかネットなどで読む知識と厳しい現場では、現場の方が間違いなく勉強になりそう。

何より野生動物の撮影で生きてるプロの凄さは、素人などでは想像も付かない圧倒的な試練との戦いの中で撮影されていると思われます。何をどうあっても尊敬に値しますね。

ちなみの素人のワタシは、

「何よりも準備が大事」

ってのをモットーにしています。

 

群れで走るエゾ鹿

ワシを狙ってたら、突然こうして鹿の群れが飛び込んで来たりします。これは800mmを超える焦点距離のファインダーばかり覗いていてはまったく撮り切る事が叶いません。

この時など、意外に皆シャッターを切らないので「あー他の方は鹿なんか興味ないんだな」ってバチバチシャッターを下ろしてたら、数秒後あたりから盛んにシャッターが連写されていたのでちょっとニヤけてしまいました。「いやいやもうお尻しか撮れないっすよ」と思ってました。

鹿などとっても大きい被写体ですけど、突然現れる被写体に焦点を合わせタイミング良くシャッターを切れるのは、ワタシの場合はカワセミを撮って居たからに他ありませんけど(笑)。カワセミが撮れると、野鳥全般の撮影ができる様になりますよ。コレ、間違いないです。そのくらいカワセミは難しいです。

カワセミ撮影の機材、設定などについての考察(主に「飛び込み」用)
さて、カワセミです。 昨年の秋、撮影用の機材を整備出来たので(雲台やら三脚等)、気合いを込めてカワセミの撮影をしておりました。 んで、程なくして航空祭シ...

 

身体を丸めて飛び上がるオオワシ

とっとっと、偉そうな事ばかりで感じ悪いですね。こちらも申し訳ありません。

と偉そうに言うワタシも今回は本当に具合悪くて(フラフラ)しちゃって、全然撮れませんでした。と言い訳しても、こうして遠征して写真を撮る者にとって体調管理はとても重要なのは言うまでもない事なので反省してます。

前の日までまったく何でも無かったんだけど、いざこちらで撮影する早朝になって発病したみたいで熱が上がってしまいました。皆さまもどうかお気を付け下さいませ。

 

今回の風蓮湖でのワシ撮影感想

仲良く並んでいるオジロワシとオオワシ

テンション落ちながらですが、今回この場所の良さも再認識しました。

ワタシの真冬の道東撮影コースは、

羅臼流氷船→ 根室風蓮湖→ 釧路鶴居村のタンチョウ撮影

と言う感じが定番になって来ました。

だけど、そろそろまた野付半島で時間取って撮影してみたくなって来たし、屈斜路湖のオオハクチョウもじっくり撮りたいなぁ、とも思ってます。

 

野付半島ではこんな写真が撮れてました↓

夕日の野付半島を歩くエゾシカ

 

屈斜路湖↓

夕日に照らされる屈斜路湖のオオハクチョウ

白鳥ってなんか野鳥撮りから人気ないみたいですけど、誰でも撮れる野鳥は表現がホント難しいですよね。腕自慢さまは、ぜひチャレンジしてみて下さい。あっオオハクチョウは、本州に飛来するコハクチョウと比べると格段に美しいですよ。

 

道東の海沿いの道路

羅臼から根室への道路は、海沿いの綺麗な風景が感動できます。

 

根室市近辺の山道

また、根室から釧路鶴居村への道程も、綺麗な山道が続き、良いドライブコースなんですよね。

道東は移動距離があるのでつい先を急ぎたくなるんですが、所々で車を停めてのゆったりドライブも満足感あります。

 

先を争う二羽のオジロワシとオオワシ

この風蓮湖では、上の写真の様なワシ達の絡みが面白いかなぁ、と言うのがワタシ的結論です。

野鳥の場合、撮影する側が能動的に彼らの表情や動きなどを求める事ができず、運にも左右されると思いますけど、この場所ではワシ達は多くの色んな姿を見せてくれるのは間違いないかな、って思います。

 

雪原を飛ぶオオワシ

ワシ達の生き生きした姿を間近に体験されたい方は、ぜひ一度足をお運びになってくださいね。

ではでは!

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