写真動物ワシ北海道知床野鳥

日本一のオオワシ撮影ポイント羅臼にまた行ってきました。

飛びながら魚を食い千切る尾白鷲

毎年行ってる北海道、道東での野鳥撮影、2017年版です。

かれこれ5年目くらいに成って来まして、過去の投稿のアクセスを眺めてみると、ここんトコの一眼レフカメラ、レンズの売れ方や、性能アップによって「より高次元の撮影がしたい(派手な言い回しですがw)」とされる方が増えているんでしょうか、この時期野鳥撮影関連のアクセスが増えて来ています。

特に北海道道東で撮影出来る「ワシ」や「タンチョウ」の人気がグングン上がっているのでしょうね。ワタシの稚拙な投稿にもアクセスがあるのですから。

*最新版投稿しました。

【最新版】オオワシ流氷船での撮影記(動画もちょっとアリ)
毎年極寒期2月に行っております北海道道東、羅臼でのオオワシ撮影最新版です。 この雑記が連なる我がブログでは(笑)、多くの方に観ていただいているワシ、羅臼のコン...

以前の投稿:

知床羅臼流氷船からのオオワシとオジロワシ撮影記。
毎年行く場所が北海道羅臼町。世界自然遺産にも登録されている知床と呼ばれる場所の一部で、大自然のお膝元のちょこっとした美しい街です。 ワタシの中では、もうほぼラ...
鷲(ワシ)の撮影記。機材やカメラ設定などについてもお話してみます。
このブログではすっかり恒例の投稿となってしまいましたが、毎年北海道に飛来する野鳥のワシ(オオワシ、オジロワシ)に魅せられて、今年も行って来ました。 場所は、北...

北海道道東羅臼でのワシの撮影

尾白鷲が翼を広げた様子

ワタシ達の国日本の北海道では、毎年冬になると主にロシア東部からでしょうか「大鷲(オオワシ)」、「尾白鷲(オジロワシ)」が飛来して来ます。

充分寒い冬の北海道道東知床地方ですが、ロシア東部は更に極寒(極極寒?)なんでしょうね。鷲達にとっての温暖な地域に渡って来ます。

以前の投稿をご覧下さってる方々には繰り返しとなりますが、その鷲達が飛来する場所、北海道道東各所に2017年2月に撮影した写真を中心に文章を置いて参ります。

自分的には少々でもパワーアップしてるかな、と言う写真もどうぞごゆっくり観て下さい。

 

羅臼流氷船

羅臼港に停泊するカムイワッカ号

毎度お馴染みのゴジラ岩観光さんのカムイワッカ号に乗ってスタートします。

写真撮影コースは、基本的にAM5:00とAM9:00の一日2便があります。

朝日狙いならAM5:00一択ですけどかなり寒いですw

*極寒地での撮影装備について投稿してみました↓

真冬の北海道にて、撮影時の服装についてお話します。(ワシやタンチョウの撮影土台)
ワタシは毎年2月頃、1週間から10日間ほどかけて北海道で撮影しているのですが、極寒地撮影ならではの悩みが尽きません。 特に最初の頃は、気温の感覚もまるで分から...

 

中標津空港

基本的な行き方の情報も入れます。

羅臼への最寄りの空港は「根室中標津空港」になります。

あとは「女満別空港」とか「釧路空港」を使われている方も多くいる様です。

ワタシは青組(ANA)なので羽田搭乗の中標津空港便を使用しています。

根室中標津空港
根室中標津空港ウェブサイトでは、時刻表や空港内の日々の出来事、イベントの告知などを掲載しております。

そして帰路は「釧路空港」を使用する訳ですが、もし鷲のみの撮影だけであれば「中標津空港」往復で良いのですけど、タンチョウ(鶴)を撮りたいが為に「鶴居村」を最後に経由する為、「釧路空港」から帰るルートを取っています。

ワタシの場合、何故か先に「羅臼」でワシの撮影をしたいパターンが好きでして、この理由として、

羅臼地方は天候不順により撮影の計画変更をされる事が少なく無く、先に不安から逃れたい為です(笑)。でも先に鶴居村等タンチョウを撮影されてから、羅臼や根室に向かわれる方も大勢居ると認識してます。

羅臼町の情報はコチラをどうぞ↓

真冬の世界自然遺産北海道知床「羅臼町」をご紹介します。
真冬の極寒の地、北海道目梨郡羅臼町のご紹介をした事があまり無かったかな、と思い立ちまして、ココ6年以上毎年の滞在歴があるワタシが厳選してオススメの場所などを、これま...

この辺りは個々の好みかと思われますが、高段者さまは野鳥の他に「SL冬の湿原号」まで撮られるんですから、自分なんかまだまだだなと感じます。

冬の湿原号(JR北海道)

JR北海道- Hokkaido Railway Company
JR北海道のポータルサイト。鉄道情報、旅行情報、関連事業情報、企業情報などを掲載。列車や宿泊の予約も可能。

 

2017冬の羅臼港

この写真は今回の羅臼港の様子です。

今回(2017年)も流氷が少ないなぁ、って印象。この時は2月の3週目辺りです。

年々流氷の到着が遅れて来てる感じがします。

今年(2018年)も流氷初日が2/19と、北海道は荒れ模様な天気が続いた筈なのに流氷自体の動きは遅く成ってますね。

まーあまり難しい事は考えずに参ります。

今回は2日連続で乗船しまして、まずは1日目の様子から。

 

曇り空の下1日目スタート

羅臼のオオワシ

1日目は、気温はさほど下がらなかったのですが、小雪がちらほら舞う日でありまして曇り空模様。晴れ間が少しと言う状況。

条件の良い時は羅臼港まで流氷が流れ着いてるのですが、流氷も雪自体も少ない年です。

ただ、このゴジラ岩観光さんでは、それはそれで客が楽しめる方法を提案してくれます。

流氷が無い状況を確認すると、あるポイントまで行き船からバンバン魚を投げ始めるんです。

するとどこからともなくワシ達が集まって来て、彼らを撮影する寸法です。

結局ワタシ自身沖の流氷ど真ん中で撮影って経験は、5年前の最初の1回だけと成ってしまいました。

知床、オホーツク羅臼の流氷とワシ、そしてシマフクロウにキタキツネ、撮影旅行敢行。北海道大堪能の旅!
私自身写真への想いが強いのは、ブログを継続して読んで下さっている方にはもうバレバレかと思うのですが、今回は撮影旅行と称しまして知床と釧路中心に行って参りました。 ...

もしかしたらもう難しいのかなぁ。羅臼で流氷待ち出来る人が羨ましい。

 

雪が舞う中を飛ぶオオワシ

集まって来ました。

流氷船に乗るのももう4回目ぐらいです。

「ふっふっふ、もう慣れたモノよ」

とばかり余裕を噛ましてましたが、しかし…

 

近くを飛ぶオオワシ

「ち、近い……..」

いつもは、流氷に集まるワシの動きに合わせて、

500mm ⇒ 70-200mmズーム

にレンズを徐々に変更して行く訳ですが、最初からかなりの近い位置に飛んで来ます。

少し我慢して500mmで撮影してましたが、上の写真の様に画角に入らないのですぐに作戦変更で70-200mmズームにレンズを替えまして。

 

羅臼港のオジロワシ

「ほぇ〜」っとひと安心しながら仕切り直しで撮影開始です。

いつも新しい失敗と成功があり…

あっそうそう、今日読んだなんかの文章で「人間は成功体験からしか成長出来ない」とありまして「失敗なんかすぐに忘れてしまうモノ(自分に都合が悪い記憶とか)」とこの方と同じ事を常々考えてたので改めて「そうである」と確信しつつ、失敗など微塵も覚える必要も無いので、とにかく成功を目指して行きます。

 

海に足を浸けるオジロワシ

ワシ達はこんな風に海に投げ入れられた魚を採り始めています。

 

海の上を飛ぶオオワシ

ただ、この日は曇ってて光が薄いのもあり、どうも上手く撮れません。

ワタシのカメラのモニターは、もう傷だらけに成ってしまってるので詳細の確認が出来ないのですが、経験から撮れているか居ないかは分かります。

どうも設定とシャッターを押す指が後手後手を踏んでる感覚に。

 

魚を採るオジロワシの幼鳥

例えばこんな時に後手を踏んでると尻尾の方に焦点(ピント)が合ってしまいます。

通常ワタシはカワセミを撮っているので、こんな大きな野鳥でレンズからシャッターワークまで遅れてしまうのは「有り得ないっ!!」と思ってたのですが、原因はそれですねww

つまりカワセミの感覚があって、しかも「ワシの撮影なんか簡単」などど、気持ちがいつの間にか横柄に成ってたって訳です。

 

魚を掴むオジロワシ

こう言う気持ちを一度でも持ってしまうと、元に戻るのに相当な時間がかかるから、絶対に持っては行けない気持ちなんだけど、自分の心のコントロールを失うのは極容易い事なので、まーしょうがありませんねw

 

魚を掴むオオワシ

魚を捉えるオオワシ幼鳥

とにかく撮影をビシビシ続けます。

オオワシやオジロワシを撮っていると、ピント設定に迷います。

カワセミでは「ゾーン中央」一択ですけど、動いてるワシやサギなど大きめの野鳥の時は「一点拡張」が多い気がします。

最近カメラメーカーは「ゾーン設定」一押しですけど(CP+で講演するメーカーから依頼された写真家の方々も「ゾーン凄い」と言ってますw)、被写体が大きくなるとコチラの思った位置にピンは来てくれない事が多く結構なギャンブルです。

報道とかとにかく画角に被写体が入って無ければならない状況を除けば、焦点位置ってすごーーく重要なトコですからね。

「撮った人が何を言いたいか?」

が如実に現れるトコなので、こだわるだけこだわってみたいですね。

それに伴い解像度の高い写真は「言いたい事が更に明確」な訳ですから、出来るだけ「キリっ」とした写真が撮りたいモノであります。

 

海の上を飛ぶオオワシ

と言う事を考えつつ、撮影して行く訳ですが、ホントこの日は良いの撮れずに参りました。

 

魚を採るオオワシ

撮影位置が悪いのか、まーー良い位置で撮れません。

ちなみにですが、流氷船の上はある程度自由に動けるし、自分で位置を決める事が出来ます。

 

カムイワッカ号船上の様子

こんな感じの隙間感です。

この日はイギリスから団体客が同乗してました。「イギリスにはワシは居ないの?」と聞いたら「居るかは分からないけど、こんなにイージーに撮影出来るシステムは無い」って言ってましたw

日本は英国BBCでも特集されるぐらい「野生動物達との共存」が進んだ国なんでしょーね。

「餌付けが環境に悪影響を与える」と言う人も昨今いる様ですが、まず考えてみると人間の存在自体がとんでもなく悪影響を与えている事から離れてはイケませんw

ワシの餌付けを肯定も否定もする気持ちが無いので無責任でもありますが、人間と野生動物はこうして「共存」の道を模索しつつ、生きて行けば良いのでは無いかと言うのがワタシの感覚であります。

真冬の北海道根室にある凍った風蓮湖で漁をされている方々も、要らない魚(人間が食べない、或は経済上必要無い魚)を氷上に放置し、そこにワシやカラス、タンチョウやキツネまで寄って来てそれらを食べています。

なんかそんな風景は、全然悪い事してる気持ちを持たないんですが、ワタシ自身まだ結論が出ないのでそれを良しとしてますが。

 

魚を逃すオジロワシ

ホント全然良いのが撮れないので「今夜は寿司だな」と、毎年お世話に成る羅臼の寿司屋に行く言い訳まで考えていましたw

 

魚を捉えるオジロワシ

「もっともっとエグいの撮りたい」って思いつつ、この時は残念賞を貰いながら終えました。

ただ、曇り空にも色々あり、もうちょっと日差しがあれば逆に「白飛び」を抑制出来るパターンがあったり、吹雪いてくれたらなお珍しい写真が撮れたりと、曇りだからって捨ててはイケません。しかしワタシは断然晴天の日が好きですけど。

 

餌を採るオオワシ

しかしにしても、発売からもう数年経っているであろうこのレンズ「canon EF70-200mm F2.8L IS II USM」ですが、「神レンズ」とはこのレンズの事でしょうね。使用頻度はワタシのレンズ群の中では1番であり、こうした動く被写体では性能も傑出してると感じます。

何せズームレンズのくせに(w)ピント性能がとても心地良いんですね〜。そしてボケも非常に綺麗だし、とにかく輪郭がシャキシャキしてるです。F値が2.8でIS(手ブレ抑制機能)付いてると、暗い日や夜でもかなり頑張って活躍してくれます。

上の写真などは、遠くから近くに「ズバーーー」と飛んで来るトコを写す訳ですが、ズームリングを超高速で捻っても「ズンズン」ピントを合わせて行ってくれます。

とにかく信頼度が高いレンズです。

canonの大砲でも感じる「キリっと感」ですけど、このレンズは良い意味で丸みも付いて画像がとても良い感じで排出される気がします。

もちろん好みもあると思いますけど、ワタシは超お気に入りです☆

値段見たらまだまだ高いんですね。とは言え、ワタシの購入時は20万円後半でしたのでかなり熟れて来てはいます。

こうした船から魚を投げるパターンだと、100-400mmレンズでも持て余してしまうかもしれません。35mmとか50mmを予備機に付けとくのも一興です。

 

羅臼漁港

て事で、この日はこんな雰囲気で終了。

羅臼の雄大な景色に和みます。

まー昔は真冬の北海道の海に、船で出るとは想像しませんでしたけどねw

今は自分から進んで行く様に成りましたが。

 

カムイワッカ号

無事下船を終え、いつもの朝食に向かいます。

この日、本当に納得感が薄かったので、明日もう一回撮影チャレンジです。予約は予備で一日多く取っていたので、そのままにして貰いました。普段だと1回で終えてましたから、この時が如何にダメダメだったかって事ですが。

次の日も確か早朝便は出航しないと言ってたので、AM9時便に成ってたかと思います。

 

羅臼での朝食

ウニ丼(バフンウニ)

いつも行く食堂で「ウニ丼」をガッつきます。

冷えた身体に温っかい味噌汁が染みます。

冬の羅臼で採れる雲丹(ウニ。バフンウニ。)は、とっても稀少なのでこんな豪華なのはあまり食べられません。この日は前日に羅臼の「雲丹漁情報」を聞いてたのでちゃっかり頂きました♪

 

にぎりセット

ちなみの晩ご飯は、コレ。羅臼に行ったら必ず行く様に成ったお寿司屋さん。魚の話がたくさん聞けて幸せです。昨今、東京で食べる寿司より、こうした地方のローカルの魚が食べられる寿司屋さんの方がワクワク感が高いですね。

やっぱり凄い羅臼のワシたち

オオワシが口を開けた様子

2日目はカラッとした良い天気。

青空が広がって条件バッチリです。

 

羅臼港に停泊するカムイワッカ号

かなりテンションが上がった状態で港に到着。

「おはようございます!」

と心無しか昨日より元気よく乗り込みます。

ゴジラ岩観光の皆さんは、本当に感じが良いんですよね〜。

強面な社名ですけど、皆親切ですw

 

カムイワッカ号船上から

船上はこんな感じです。

デッキは1階と2階に別れてます。

昨日の撮影を思い出しながら撮影位置を入念に探します。

デッキの上は非常に滑り易いですよ〜。普通のスニーカーとかツルツルかもです。あと、船上はかなり冷えますのでソレなりの装備が必要です。

 

カムイワッカ号船内

ただ、こうして暖房が効いて居るいる室内もあるので、寒くてどうしようも無い方はコチラで休む事が出来ます。

ワタシは時間が足りないくらい撮影に没頭してますけどw

 

青空の下2日目撮影スタート

飛翔するオオワシとオジロワシ

さて、昨日と同じく船上からの撮影タイムが始まりました。

無意識で撮影に没入して行きます。

 

餌を狙うオオワシとオジロワシ

青空が出て来ると光が多く、設定範囲が広がるので頭もフル回転になりますね。

 

飛翔するオジロワシ2羽とオオワシ

かなり活発に成って来ました。

上下左右にワシ達が乱舞を始めます。

ワシ達の動きを観ながら、画像のイメージを沸き立てます。

 

反転するオオワシ

前日に散々眺めていたので、ワシの動きが少し分かる様に成りました。

この状態は、採る魚を見定めて急降下する様子です。

 

急降下して魚を掴むオオワシ

んで、魚をバシっと採ります。

そうですね〜、こうして羽の内側まで光が届いている写真が撮りたかったのです。

 

オオワシが魚を掴む瞬間

んで、迫力満点に目の前で採って行きます。

この状態がこれから数十分続くと思うと、テンションもMAXです。

海の匂い、魚の生臭い感じ、そしてワシ達が奏でる水飛沫と鳴き声が乱舞して、BBC流に言いますとその場は「宴(うたげ)」でありますw

 

オオワシ

「さーかかって来なさい」

と、どっちが言ってるか分からない感じですけど、コチラの頭の中は次から次へと来るワシの乱舞に冷静にシャッターを切ります。

 

魚を掴もうとしているオジロワシ

ズームリングが収まる所がありません。

ワシが降りて来てからレンズを向けるのでは遅過ぎるので、かなり早い段階から見定め狙います。

 

魚を掴むオジロワシ

前日が予行練習に成った感じです。

逆に2日間撮影して良かったとこの頃思ってました。

ピント設定から、exif設定、レンズの振り方など、前日の予行が役立った印象です。

ただ、こうして条件が好転するパターンもあまり期待出来ない冬の羅臼ですが、今回は今迄で一番条件が良かった気がします。

 

魚を捕まえた後のオジロワシ

ワシ特有の「怖い顔」が観れますw

彼らにとっては、いつだって生きるか死ぬかの戦いなので真剣そのモノですね。

 

魚を捕まえた後飛び立つオジロワシ

大迫力です。

 

目の前を飛ぶオジロワシ

こうしてドンドン目の前を飛んで行きます。

 

捕まえた魚を食べるオジロワシ

通り過ぎてもまだまだ追ってみると、なんかゴニョゴニョやってまして、

 

採った魚を引きちぎるオジロワシ

なかなかな味わい深い光景です。

自然の摂理でありますね。好きな一枚です。

 

魚を捕まえる大鷲

野鳥の飛翔の撮影では、被写体に一定方向から光が当たる事は有り得ないのですが、ワタシの場合シャッタースピードで画像を変化させる事が多いと思います。

順光から逆光に飛んで行く場合、順光時はSS(シャッタースピード)を速めにし、逆光に入って行くに従ってSSを遅くして行きます。

F値で変化させる方も居るでしょうし、どちらが正解とも思えません。

最もカワセミ辺りだとそんな余裕はこれっぽっちも有りませんけど、ワシは大きく左右上下に動くので、どうしても必要な場面が多々ありますね。

カメラを始めた頃は、AV(F値優先)やTV(SS優先)の自動設定で撮る事が多かったのですが、現在はほとんどM(マニュアル)で撮りますね。まだ慣れてない状態(例えば昨日の様に、初めて撮る時とか)では、自動設定を使用する場合もありますが、確認作業が終わればMにて設定をして行きます。

「山の中で野生動物を撮る」とかだったら、おそらく失敗厳禁なので、自動設定を多用するかと思いますけど、その「山の中」に慣れればやはりMに替えて、自分の好みのイメージを排出して行くと思います。

 

青空を飛翔するオオワシ

この時にかなり感じましたが、やはり撮影した写真は「その日のウチに整理」が良いんだな、って思いました。

天候などの条件を忘れないウチにその日の画像をある程度仕上げてしまうと、こうして連日で撮る場合にかなり役立ちます。

また、数日、数年経った後も、その日の状況を残してくれているので「あれ何でこんな色温度で撮ってるんだろ?」とかまったくダメな色出しだったとしても、それが意味を成してるパターンが多く、とにかく「その日のウチに編集」が基本ですね。

 

魚を捕まえるオジロワシ

いえ、ワタシの画像が良い出来なのか?…は、さておきのお話ですが、自分の感覚で文書を打ってます。

もちろん色んな考えがあり、他の方の画像を観る事は非常に勉強に成る事が多いですね。

 

魚を掴んだ後に飛び立つオジロワシ

ちなみにこの投稿にあるほとんどの画像は、その日に編集したままの状態で載せていたりします。(数枚は手直ししてます。酷いのもあったのでw)

ちょっと上の画像を観ていると、コントラストが大きく出てますね。(全ての画像のカラープロファイルは「sRGB」で作成されてます)

色合いがちょっとマゼンタ寄りですが、色温度が若干低く設定されてる様です。

SSは充分なスピードが出せてる気がします。

画像編集ソフトがあると、色出し部分ではさほど悩みませんけど、ピントとシャッタースピードを後からイジるのはかなり厄介です。ワタシには無理ですけど。

 

魚を捉えた後のオジロワシ

コチラは色合いがグリーン方向に振られてますね。

でも何か意味があるんだと思ってます。

RAWファイルを開くと、かなり突っ込んだトコで分かる気がします。

面白いですね。

 

魚を捉える瞬間のオジロワシ

って言ってる間もビュンビュン飛んで来る訳ですが、使われてる魚はタラとかニシンでしょうか。

とっても美味しそうですが、コレを考えると一回の乗船料に納得して行きますw

 

狙いを付けるオジロワシ

こうして自分の好きな「瞬間」を切り取る事が出来るので、連射は出来るだけ多い方が有利かもですね。

船上で観るカメラの種類は、canonであれば1D系が多く、NikonはD4、D5ですかね。野鳥は何処に行ってもこの辺りの機種を多く見受けられます。

あとやはり7D系とD500系ですか。

自分の感覚で言えば、条件が過酷に成れば成る程上位機種が有利ですが、条件が良い場合は下位機種でも全然イケます。条件さえ整えば後は自分の腕次第ですね。(天候などの)条件が悪いときの画像は、どちらにしても相対的にあまり良いの撮れない気がします。

コレは報道写真とは違う考え方ですね。報道は条件がどんなんであろうと絶対に撮れてないと成らない訳ですから、やはりプロのカメラマンは上位機種を使う訳ですね。(オリンピック観てても、報道の方々は上位機種が多いです。「撮れませんでした」とか絶対言えない訳で、自分の生活に大きく関わる訳ですからね。)

報道写真はアマチュアが思うよりずっとずっとシビアなんでしょうね。(でもアマチュアから観ても「何だこりゃー?!」って酷いのもたまにありますけど)

 

魚を持ち替えるオジロワシ

「動きモノ」撮られる方で、「連射なんてしない」と言われる方にたまに会いますが、「そーですか」としか言えません。

別にそれで良いと思いますけど、自分は自分です。

しかし毎日毎日こうした撮影をしている方であれば、こんなに連射も必要無いでしょうですからね。

 

魚を掴む瞬間のオジロワシ幼鳥

まだまだワシ達の宴は続いてます。

画像を数枚置いて行きます。

 

飛んでいる大鷲正面から

魚を捉える瞬間のオオワシ幼鳥

飛翔するオジロワシ

魚を採り合うオオワシの幼鳥とオジロワシ

羽毛を観るオジロワシ

飛んでいるオオワシ

飛んでいるオジロワシ

反転するオジロワシ

飛翔するオオワシ

こんな画像が次から次へと撮れてくれます。まだまだではありますが、毎年徐々に自分のイメージに近づけている気がしてます。

 

飛んでいる尾白鷲

餌を捕まえる尾白鷲

餌を採り合う尾白鷲

餌を採り合う尾白鷲

餌を採り飛び上がる尾白鷲

餌に飛びつく尾白鷲

水面の魚に飛びつく尾白ワシ

水面から飛び立つ尾白鷲

尾白ワシパレードですw

絶対数は尾白の方が多かったかな。あと、ワタシの撮影だと、尾白の方がピンが来易い感じ(←コレ昔から)。

 

青空を飛ぶ大鷲

水面から飛び立つ大鷲

水面を飛ぶ大鷲

魚を捕まえた大鷲

水面に足を付けた後の大鷲

魚を捕まえた大鷲

ちなみにオオワシの方が好きだったりします。

 

着地する尾白鷲

さて、岸壁に近づいての撮影に入ります。

 

岸壁での撮影(みんな大好きポートレートのお時間)

オオワシ顔

頃合いを観て、ゴジラ岩観光船は岸壁に向かいます。

ココまで来ると、残り時間もあと僅か。

 

岸壁に近づく流氷船とワシ達

あまり良い写真が無くて恐縮なんですが、こんな感じで寄って行きます。

 

岸壁を歩く大鷲

ココからワタシはレンズを500mmf4に持ち替えます。ワタシの前にドンドン人が被さって来るので、三脚から外し一脚で構えています。

寄りの写真の出来は、かなり機材に左右されると思ってます。

仕上げも現像ソフトでキッチリ仕上げて行く必要性が高いかなぁ、と感じてます。

皆さんの腕の見せ所と言う感じでしょうか。

 

尾白鷲のポートレート

個人的な感想ですが、ポートレートは「ごまかしが効かない」ので、非常に難しいと言う気持ちがあります。

被写体が走ってたり飛んでいる姿など、「激しく動いている被写体(厳密に言うと動いてない被写体は無いのですが…)」は、とにかく「撮影出来ている事」が大事な訳で、機材任せの撮影が多いと思ってます。

しかしポートレートは「表現していく事」が大事な気がしてます。

撮影スタジオとか、人間であればレフ版使用するとか出来ますけど、動物の場合、特にこうした野生動物の場合、難しさはグーーンとアップする気がします。

難しさの定義も難しいのですが、動物はまず画像として収める事自体が難しいです。

そしてその場その場の光を読み、出来上がりを相当細かく設定しとかないと「何だか上手く撮れないなぁ」と言う事に成ります。

「出来上がりをイメージして」

とは、よく言われる事ですが「大前提としてピントが合っていてブレて無い画像」が必須で、「ただでさえ動物を撮り切るのは難しいのに、イメージなんて出来る訳ない」

と、ワタシ自身動物を撮り始めてから幾度もそう思いましたが、カメラ機材を使いこなす様になると、その「出来上がりのイメージ」に集中出来る様に成りました。

 

佇むオジロワシ

特にこのオオワシ、オジロワシ達は、かなりナイスなフォトジェニックっぷりを持ってますので、光の入り方から構図を考えつつ、あとは被写界深度の違う画像を数枚ブリブリ撮って行く訳です。

 

オオワシとオジロワシ

引き続き500mmf4の重いレンズをカメラにセットしながら撮影しています。

canonの単焦点大砲シリーズは、全ての状況に置いてズームレンズを凌駕する画像を排出してくれると言う信頼感から装着して撮影してますが、「寄り」で撮りたい事が何よりの動機です。

しかしこれがまた難しいんですよね〜。ノートリ(ミング)に近い「寄り」で撮る動物は、本当に難しいです。

ですが、撮れた時の感動は、もの凄いモノがあります。

 

口を開けて鳴くオオワシ

こんな毛に覆われた動物、鳥などだと、毛先の解像感も欲しく成って来る訳で、どうしても出来るだけ焦点距離が在るレンズで撮りたいですね。

大砲レンズは扱いはやや難しい割に(重さ等)、撮影自体はズームより簡単な気がします。

焦点速度とか桁違いに早く、出来上がりも満足させてくれるので。

まーワタシは500mmしか持って無く、今の所他は必要無いと思ってるんですが、人によっては300mm、400mm、500mm、600mm、800mmとパーフェクトで持ってる方も別に珍しくない様で、求めるモノが違えば持つアイテムも変わって来ると言った感じでしょうか。

でも、もし一本も持ってない人で「野鳥」を撮りたいと言う方がいらっしゃれば、毎度の如くとってもお薦めします。

野鳥撮影の場合、

「まずはそこから始まる」

と言っても過言では無いかもです。

 

こちらを向いているオオワシ

機材の話してしまうと、無駄話が多くなってしまいますが、羅臼の鷲達の精悍な姿を収めて行ってます。

皆良い顔付きしてるんですよね。

また、こうして天気(光)に恵まれると、撮影が本当に楽しくなります。

自分の力以上の画像が出来上がって来るからなんですね。

だから、撮影って運(ウン)ももの凄く大事な要素に成るかと思われます。

 

魚を食べるオオワシ

この時は横から光が入る感じで、船が停泊してる場所からは他の光を要望する事は出来ませんが、非常に良い光だと思いました。

 

オオワシ

コチラを覗くオオワシ

瞬膜を出すオジロワシ

鷲達は、本当にカッコ良いですね。

猛禽の中でも、ズバ抜けてカッコ良いです。

しかもこんなに近くで撮れる事を知ると、普段米粒みたいに遠くを飛んでいる猛禽を見つけて「オオタカだぁっ!」とか興奮するのが嘘みたいに成ります。

素晴らしい瞬間が続いてますが、特に羅臼の観光業、船舶業の方々には頭が下がりますね。

冬は深い雪で覆われた地域にてこうしたサービスを考え実行する事により、真冬の遠方なのにキッチリ人を呼び込んで見事に地域を活性化してますね。

あと何年続くか分かりませんが、羅臼の検討を祈って居ります。

 

羅臼での撮影終了にあたって

餌を運ぶオジロワシ

羅臼撮影記最新版、いかがでしたでしょうか?

やっぱり長ったらしい文章と、溢れる画像に辟易する方を他所にココまで読んで下さってありがとうございます。

 

飛翔するオジロワシ

とにかくシーズンが始まる前に早く投稿しなきゃーと気持ちは焦っていたのですが、ゆっくりと写真を整理したり投稿文章を打つ時間の捻出が出来ず、自分のマネージメント能力の低さを嘆いています。

ちなみにこの投稿するだけで2ヶ月くらいかかりました(爆)。

数万枚撮影してたので再チェックが大変でしたが、ぜひ皆さんとシェアしたくて頑張ってみました。画像をRAWからチェックし、大きさを揃えたりネーム入れたりしたら、結構かかるんですよね。文書はさほどかからないんですけどね〜。

チェックしてるとまた新たな画像を見つけてしまうので、更に時間がかかると言う訳なんですが…(引っ越しの時に懐かしい思い出のモノを見つけた時のような…w)

 

海で魚を採る瞬間の尾白鷲

尾白鷲

再チェックしてて思いましたが、やはり大砲レンズの破壊力はもの凄いモノがありました。(ココから上の4枚は500mmf4です。後から追加しました)

 

魚を掴むオジロワシ

魚を捕まえたオジロワシ

現在(2月終盤)羅臼ではシーズン真っ盛りなんでしょうね。

印象としては、毎年羅臼に鷲を撮影に行かれる方が増えている気がします。特に海外勢がグングン更に増えて来てますね。以前は東アジアの方々が多かった印象ですが、今では欧州、オセアニア、北米の人まで会う様になりました。

もっと円安に振れれば、もっともっと増えて行くんでしょうね。

 

歩いているオオワシ

逆光に佇むオジロワシ

もっともっと撮りたいですね〜。また行って来ようと思ってます。

 

風蓮湖のオオワシ達

ちなみに今回は、羅臼2泊のあと、北海道根室の「風蓮湖」でも撮影して来ました。

次回に投稿しようと思ってますが、風蓮湖の写真はさほど多く有りません。

あんまり期待しないで行った風蓮湖ですが、なかなか面白いのが撮れたりしたので、何事もやってみないと分からないなぁ、と感じました。

以上予告と言う事で、今回はコレにて終了であります。

そうそう、前回のワシの撮影の投稿をツイッターでシェアして下さった方にこの場でお礼いたします。

何かかなりフォロワーが居る方なんでしょうか、その方のシェアのあと、たくさんのアクセスがあり、ただ気付いたのが相当後の事でしたので(普段ツイッターをまったく開く事無く….スミマセン)、お礼する間もなく時が過ぎてしましました。

だけどそうしてシェアして下さったりコメント頂くと本当に嬉しいですね。

役立ったり、良いと思ったりしたら、sns等で応援頂けるととっても嬉しいです。またこれまでもたくさんのシェアして下さった方々には、この場で恐縮ですが感謝をお伝えします。どうもありがとうございます!

 

オオワシ

次回風蓮湖の写真と共にお会いしましょう。

*最新版投稿しました。

【最新版】オオワシ流氷船での撮影記(動画もちょっとアリ)
毎年極寒期2月に行っております北海道道東、羅臼でのオオワシ撮影最新版です。 この雑記が連なる我がブログでは(笑)、多くの方に観ていただいているワシ、羅臼のコン...

*風蓮湖の撮影風景upしました。

北海道根室風蓮湖の鷲撮影スポットにて(英国BBCでも放送された場所)
前回の投稿では、羅臼の流氷船上から撮影した写真を載せましたが、今回は根室市にある「風蓮湖」の有名なスポットにて撮った写真を投稿します。 風蓮湖2回目の撮影記投...

*以前流氷船上で撮った時の撮影記

鷲(ワシ)の撮影記。機材やカメラ設定などについてもお話してみます。
このブログではすっかり恒例の投稿となってしまいましたが、毎年北海道に飛来する野鳥のワシ(オオワシ、オジロワシ)に魅せられて、今年も行って来ました。 場所は、北...
知床羅臼流氷船からのオオワシとオジロワシ撮影記。
毎年行く場所が北海道羅臼町。世界自然遺産にも登録されている知床と呼ばれる場所の一部で、大自然のお膝元のちょこっとした美しい街です。 ワタシの中では、もうほぼラ...

*初めて羅臼に行った時の撮影記(シマフクロウも撮りました)

知床、オホーツク羅臼の流氷とワシ、そしてシマフクロウにキタキツネ、撮影旅行敢行。北海道大堪能の旅!
私自身写真への想いが強いのは、ブログを継続して読んで下さっている方にはもうバレバレかと思うのですが、今回は撮影旅行と称しまして知床と釧路中心に行って参りました。 ...

コメント

  1. 渡辺ヒロ子 より:

    前回も何度も見ました、昨年(2017年)初めて羅臼に今年も3月2日より再度挑戦一枚でもこのような作品が撮れると良いのですが、あと一週間切りました何度でも見てイメージを膨らませたいと思っています、宝物の単焦点400ミリと望遠70-300ミリと広角24-70ミリをキャノンE0S6Dに装着します、一言アドバイスがあれば教えて頂けますと嬉しいです。

    • OSAMUOSAMU より:

      渡辺ヒロ子さん、こんにちは。コメントありがとうございます!

      何度も観て下さって嬉しいです。んーー3/2よりの羅臼の状況が分からないので難しいんですが(まず毎日更新される現地天気と流氷の予報を確認しましょー)船からの「飛びモノ」は70-300mmですかね。新型のcanonでしたら、手持ちで充分イケるレンズスペックですね。6D一台だとして、400f2.8単焦点レンズであれば三脚に付けて準備しておくと機動力が出ると思います。4ニッパだったら相当良いの撮れると思うので、重いけど頑張って持って行って下さいネ。f5.6型だったら素早い交換で対応でしょうか。基本ズームよりやっぱり単焦点の方が良いの撮れると思います。

      今6Dの説明書みてたら、AF設定がかなり限定されるんですね。「被写体追随特性」は、ちょっと頭に入れておいた方が良いと思います。水に飛び込む瞬間を狙うなら「俊敏」、飛びやポートレートなら「粘る」側です。SSなどのカメラ設定は光や好みに左右されるので何とも言えません。

      あと基本的な事ですが、手持ち撮影は脇の力を抜いてしっかりとカメラを持ち撮影する事ですかね。意外にこの基本の「撮り方」をしてない方が多いんですよね〜。力が入ると脇が浮いて来ますからね。(結果ブレ発生)

      渡辺さんがどんな写真を撮られるのか分からないので、一般的にと言う限定でお話してます。(もし必要無い返信だったらゴメンナサイ)

      ひと言でなくてスミマセンwご健闘をお祈りしてます。寒いのでお身体気を付けてー!

      • 渡辺ヒロ子 より:

        ご丁寧な回答有難う御座いました、去年船の上は三脚禁止、今年は雲台付きの一脚を使ってみる予定です、装備~基本までとても参考になりました、私は小柄でサイズS、色々迷って一番軽くてフルサイズの6DとEF400mm F4 DO IS USM(レンズは中古)を行きつけのカメラショップで購入、EXTENDER EF2×IIは丹頂の撮影に使う予定です、単焦点のレンズの基本の操作を教えて下さい。

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