写真動物旅行ワシ北海道知床野鳥

知床羅臼流氷船からのオオワシとオジロワシ撮影記。

睨むオジロワシ

毎年行く場所が北海道羅臼町。世界自然遺産にも登録されている知床と呼ばれる場所の一部で、大自然のお膝元のちょこっとした美しい街です。

ワタシの中では、もうほぼライフワーク化している羅臼行きなんですが、目的は羅臼昆布を仕入れる事ではなくw、あくまで純粋にワシ(鷲)の撮影に行っています。

*最新版投稿しました。

【最新版】オオワシ流氷船での撮影記(動画もちょっとアリ)
毎年極寒期2月に行っております北海道道東、羅臼でのオオワシ撮影最新版です。 この雑記が連なる我がブログでは(笑)、多くの方に観ていただいているワシ、羅臼のコン...

*撮影機材設定などのお話もしてます。

鷲(ワシ)の撮影記。機材やカメラ設定などについてもお話してみます。
このブログではすっかり恒例の投稿となってしまいましたが、毎年北海道に飛来する野鳥のワシ(オオワシ、オジロワシ)に魅せられて、今年も行って来ました。 場所は、北...

*羅臼2017年撮影分。

日本一のオオワシ撮影ポイント羅臼にまた行ってきました。
毎年行ってる北海道、道東での野鳥撮影、2017年版です。 かれこれ5年目くらいに成って来まして、過去の投稿のアクセスを眺めてみると、ここんトコの一眼レフカメラ...

*風蓮湖での鷲の撮影風景upしました。

北海道根室風蓮湖の鷲撮影スポットにて(英国BBCでも放送された場所)
前回の投稿では、羅臼の流氷船上から撮影した写真を載せましたが、今回は根室市にある「風蓮湖」の有名なスポットにて撮った写真を投稿します。 風蓮湖2回目の撮影記投...

では、羅臼の流氷船から撮影した写真のお披露目をして参ります。

オオワシとオジロワシが集まってくれる知床

オオワシとオジロワシ

まず、なぜにこのワシ達に心を「鷲掴み」にされるのか?なんですが、羅臼に限って言えば、この「流氷船」に乗って行く事に価値を見出しています。

て言うのも、日本で流氷を観察しようと思った時、この日本の最北東部にある知床羅臼が最も簡易に出会える場所だと認識してまして、そのこの上ない大自然の雄大な風景は、東京からホンの1時間半飛行機に乗り中標津空港に降り立ち、そこから2時間くらい北に向かった場所にあると言う事であります。

いえ、これは凄く恵まれた日本の地形の成せる技でありまして、こんなに南(知床)で流氷を拝める場所は、世界的にもとても珍しく稀少な場所なんですね〜。

 

羅臼国後展望塔から見下ろした羅臼町

また、流氷は豊かなオホーツク海の恵みを封じ込めて、日本に流れ着いてくれます。

って事は、微生物がたくさん集まり、自ずと魚が増え、大きい生物に至ってはシャチやクジラまでこの知床には集まります。

って、ココでワタシがこの自然界の大きな営みを解説するまでもありませんが、そんな背景から流氷が来る季節には、大勢のワシ達がやはり知床に集まってくれるって事であります。

て事で、毎年この稀少な動物たちに会いにですね、どこか遠くの北極に近い場所でもなんでもなく、北海道の羅臼町に行っている訳であります。んで、このとにかく「カッコ良い」鷲たちの魅力を写真と共にお伝えしてみます。

 

流氷上で戯れる鷲たち

羅臼の流氷

羅臼にある流氷船は、大きく分けて「撮影者用」と「観光用」に各社分けて運行してまして、ちなみのワタシが毎年お世話になっているのは、「ゴジラ岩観光」さん。

知床観光はゴジラ岩観光/知床観光|知床クルージング|根室海峡クルーズ

通年で知床観光をサポートされている会社です。

初めて羅臼に行って以来、毎回コチラにお世話に成っています。

ただ、羅臼には何社か観光船の会社があり、他と比較した事がある訳ではないんですが、ワタシはコチラを贔屓にさせて頂いてます。

冬の流氷クルーズは、どうやら2月と3月に催行される模様です。んで、シーズンが近く成るとドンドン予約が埋まって来まして、何だか年々予約取得が難しく成っている気がします。

ぜひお早めの予約がお薦めです。(思い立ったらまず予約)

*現在2016年の11月下旬ですが、今年度(2017年2,3月)の予約も開始されてます。ワタシは早速予約を入れちゃいました。

基本的に早朝「5:00」出発便と「9:00」出発便の一日2回催行で、観光用は「9:00」と「13:00」の出発時間に成ってます。

あっ、一押ししてますが、ワタシが特に何か提携等している訳ではありません。念のため。知床には、他社も数社ある模様です。

*詳細は、ゴジラ岩観光サイトでご確認下さい。

 

んで、朝日狙いのワタシはいつも5時出発便を使用しています。

羅臼の朝日と流氷

なんとも素晴らしい風景に出会えますが、しかし2月の極寒時期の北海道道東(非日常です)、外に出るととんでもない寒さです。

そう、「鼻頭が凍りそう」と言いますか、「目頭も凍りそう」な寒さに対し「厳重警戒」が必要な現地です。

「寒さ対策」は厳重にと言う事で。(特に撮影メインの方は、動かずにずっと立ちっぱなしになるので、骨の髄まで冷えます。特に手足の先は、冷たーーくなりますよ。)

*極寒地撮影での装備について投稿してみました↓

真冬の北海道にて、撮影時の服装についてお話します。(ワシやタンチョウの撮影土台)
ワタシは毎年2月頃、1週間から10日間ほどかけて北海道で撮影しているのですが、極寒地撮影ならではの悩みが尽きません。 特に最初の頃は、気温の感覚もまるで分から...

 

ゴジラ岩観光流氷船

5時出発便ですと、だいたい4時半過ぎには羅臼港(名称は「羅臼観光船乗り場」。不慣れだと、漁港の方に行っちゃうかもですが、灯りが点っている「向かって右側の方の港」と覚えておくと良いかも)に集まり、現地でスタッフの方と合流しまして(出航待ち数社の船が港に居るので、いつも会社名の書いてある船を探して見つけます。)、名前を言って料金を支払い(1万円くらい)、機材を積み込んでいざ出発な段取りとなります。

前日夕刻頃、天候調査の結果で次の日の出航が決まります。そして予約時に登録した電話番号に「出航可否」内容を、各予約者に個別に連絡してくれます。まー「決まる」と言っても当日天候不順で欠航と言う可能性も無い訳ではありません。

この辺りは、「自然相手」と言う事で尊大な心で居るのが「吉」であります。

*ワタシは欠航を経験した事がまだ無いんですが、必ず予備日を作ってます。両日ダメであれば、諦めて帰るしかなさそうですね。

船内には、暖房の効いた客室があり、椅子が並んでるのでどちらかに座ってポイントまで寛ぐ事が出来ます。撮影機材もこの温かい船室に置いておけます。

流氷船船内デッキ

外のデッキには、誰も居ません(笑)。って尋常ではない寒さなので。(風ぴゅーーぴゅーーです)

あっ、ワタシもサーモス使ってますが、コレ、ホント凄い保温力で、マジで唇ヤケド注意レベルです(船や車の揺れで唇ヤラれますw)。こんな極冷な場所では超癒されます♪

 

流氷船船外デッキ

無事出航しますと、流氷ポイントまで進みます。

羅臼港からも流氷が見えるのですが、流氷が密集しててワシたちが舞い降りるポイントに向けて船は進んで行きます。

ただ、今回お見せする写真は、前年期(2015年)の写真なんですが、流氷が極端に少なく、船長さんも2カ所くらいポイントに向かうも、流氷が少な過ぎてあれこれお話している様子。

コンデションはあまり良く無かった日ですが、なんと珍しく羅臼港湾内まで戻り撮影した写真です。

天候は曇りで、その後雪がチラついた日でした。

青空が拝めないので、「今日は外れかな」とか考えてたんですが、コレがまた写真撮影する上では、曇りの方が良い場合も多々存在するんですね〜。

あまりコントラストが高く無く精細な写真が撮れまして、なおかつ雪との風景も撮れたので、思いの他満足度の高い日でした。

 

羅臼港のオオワシとオジロワシ

さて、羅臼港(羅臼漁港の方)に到着です。

ワシたちが船の到着に合わせる様に飛んで来ます。

港内は、流れてない流氷が残ってて、こうした風景を撮りたい意識をゴジラ岩観光のスタッフさん達は随時汲み取ってくれます。

「こう言うときは、こんな場所」的な引き出しがたくさんある感じです。

沖に出た時でも、ワシへのアプローチとか凄く上手に船を動かされるんですよね〜。何も言わずにも順光側にスーーと移動してくれたり、コチラが写真を撮る上で痒い所に手が届くよーな感じと言いますか、ちなみにコチラの船長さんも写真を撮られるそーで、そう言えば最初にゴジラ岩観光に決めたきっかけもそんなトコでしたっけ。

では、撮れた写真を置いて参ります。

 

オオワシとオジロワシが舞う

戯れるオオワシ

皆さんは、オオワシとオジロワシのどちらがお好きでしょうか?

ちなみにワタシは3:7くらいで「オオワシ」が好きですが、オジロワシも大好きです。

 

オオワシの後ろ姿

コチラがオオワシ(大鷲)。

嘴(くちばし)が鮮やかな黄色で、羽先の白いラインがcoolです。

 

オジロワシ横から

コッチがオジロワシ(尾白鷲)。

名前の通り、尾が白い訳ですが、オオワシも白いのでそこの違いと言うより、身体全体の色が違っています。

慣れてないと幼鳥での差がよく分かりませんが、見た目はまったく違うワシです。

 

大鷲と尾白鷲

「どちら強い」とか、「どちらが性格が悪い」とか、そんなのは分かりませんが、なんか双方特別意識がある感じでもなく、集団で一緒にいる事が多いですね。

この辺り野鳥を撮影していると、まったく違う種類の鳥たちが仲良く一緒に餌を啄み移動してる状況が何度もあって、ちょっと不思議に思ったりしますが「お前は種類(人種)が違うし」とか、人間固有の「差別」的な事もないのかな、といつも好感を持って眺めています。

 

ワシの集団

ただ、かと言って皆仲良しって事では無いです。

自然界の掟、定め、「力が強いほど威張っている」がココにも存在してます。

まーその尺度も曖昧ではありますが(見た目ではあまり分からない)。

 

オジロワシ(尾白鷲)

尾白鷲

相変わらず、オジロワシは「美形」な顔を持っています。比類無き美形さであります。まさしく外人顔ですね。

 

オジロワシ

どの角度、表情でも欠点が見当たりません。

 

オジロワシ正面から

鳥って、こうした正面からだと、だいたい「酷い顔」に成るモンですが、このイケメンっぷりはタダ者ではありませんね。

 

カワセミ正面から

あの極キュートなカワセミでさえこんな。

*カワセミ撮影の投稿

カワセミ撮影の機材、設定などについての考察(主に「飛び込み」用)
さて、カワセミです。 昨年の秋、撮影用の機材を整備出来たので(雲台やら三脚等)、気合いを込めてカワセミの撮影をしておりました。 んで、程なくして航空祭シ...

正面ショットに耐えられる野鳥はそんなに居ない中、ちょっと秀でてるオジロワシの「美形」っぷりであります。

その美形っぷりですので、とにかく「寄せ(アップ)」ショットが映えますね。

 

オジロワシ

羽を広げるオジロワシ

また、オジロワシはこの羽のグラデーションがなんとも好きです。

この日の天候で功を奏したのが、

通常この暗い羽の中に露出ポイントを置くと、頭の上や胸元が真っ白に成って行きます。天気の良い野外では、とにかく「白トビ」がすぐに発生してしまうんですけど、こうした精細な模写を目指す場合は「薄曇り」の日は有り難いです。

もちろん「晴れた日」には、晴れた日の表現があり捨て難いトコですが、「曇りの日」、そしてこうして雪がちらつく日は、何とも良い雰囲気だな、って思いました。

よく「春の桜を撮る時は、曇りの日が良い」と言われてる理屈と同じだと思うんですけど、個人的には「桜は青空でしょー」とか、本気で思ってました。

でも、曇りの日の表現って難しいんだろうけど、大事なのはその時の情景が写せるか?….なのかなとか考えます。

 

流氷に飛び移るオジロワシ

そうそう、昨今、風景写真など数枚の写真(データ)をPC上で「合成」する写真が猛威を振るってまして、確かに設定(露出など)を変えた写真を合成した写真(HDR)は、皆凄く綺麗に表現されてますよね。

おそらく「写真のスタンダードな形」になりつつあると思いますが、こうした動物写真では基本「合成」の技が使えません。(いえ、一枚の写真を数種類の現像で数枚排出し、それを「合成」するって手法もありますが、基本は一枚の写真です。)

ですから表現の幅は、カメラのダイナミックレンジが全てに成ってしまいまして、動物写真はこの辺りが各メーカーの「高級機」が使われる(使いたい)要因のひとつになりますね。(撮影時の状況もシビアな事が多いし)

いえ、何度か試しているんですが、静止している被写体(動物)を連射して撮り、合成してみるんですけど、風景より解像度がシビアな動物では、他の写真とどうしても微小に差が出てしまうんですよね〜。(微小に動いてしまってる)

まーそんな話は、どーでも良い方にはどーでも良い話だと思うので次に進んで参ります。

 

睨むオジロワシ

こんなに睨まれると、チビりそうです。

 

睨む尾白鷲

コレに至っては、言われる前に財布からお金まで出しそうになります……

 

戯れるオジロワシ達

基本、皆で「ギャーギャー」しています。

仲良しな時もあるけど、争ってる時の方が多いかな。

 

雪を見つめる尾白鷲

「なんか固まってるなぁ」とその時撮影したんですが、写真を編集してると、ひと枚の雪(向かって右上)に目を奪われてる様子でした。

 

飛んでいる尾白鷲

空を舞っている姿も何枚も撮れて行きます。

 

飛んでいる尾白鷲

こんな姿が、近い所でビシビシ撮れて行きます。

オジロワシは、一般的に皆持たれている「ワシ」のイメージが詰まっている気がします。(ワタシも最初は、ワシと言えばこの「色と形」なんて思ってました)

次にオオワシ(大鷲)の写真に参ります。

 

オオワシ(大鷲)

大鷲

「そんなにカッコ良いオジロワシが居るのに、何でオオワシの方が好きなの?」

と自分でも思う訳ですが、オオワシは「表情」がたくさん有って好きなんです。

それと、この黒と白の配分もなんとも説明出来ないんですけど、良いんですよね〜。

 

飛んでいるオオワシ

こんな表情で飛ぶんです。

滑稽と言うか、カッコいいんだけど、なんか抜けてるよーな感じと言ったら良いか。

 

笑顔に見えるオオワシ

こんなシーンも、実は他と格闘してるトコなんですけど、笑って見えるw

 

コチラを見ているオオワシ

こんな愛らしい表情なんですよね。

 

オオワシの横顔

精悍には間違い無いんですが….

 

オオワシの表情

なんか抜けてるよーな…

 

正面からのオオワシ

機嫌が良い訳でも無いんだろうけど、

 

オオワシの寄り

なんとも味わい深いんですよね〜、オオワシ。

つい、親近感が湧いて来ます。

しかし怒った顔は、ワシの怖さを出して来ます。

 

怒り顔のオオワシ

時に見せる緊張感は、やっぱりワシです。

凄い怖い顔を見せる事もあります。

 

正面からのオオワシ

すぐにこんな顔に成りますけどw

 

オオワシの全身

どちらかと言うと、やっぱりオオワシが好きです。

 

ちなみに「白頭鷲(ハクトウワシ)」もお見せします。

釧路動物園の白頭鷲

野生の姿は、日本ではまず見られません。

基本、ワシって表情が豊かですね。

 

知床羅臼を飛回るワシたち

灯台の前を飛ぶオオワシ

ドンドン動きが活発に成って来ました。

ふとファインダーから目を外すと、流氷と躍動感あるワシ達の姿に痺れます。

「あー今知床に来て、流氷の真っただ中に居るんだな」

とか思わせてくれます。

 

流氷とワシたち

ワシとカモメと、やっぱり居るカラス。

その特異で異質な海の情景に、何度来ても胸を打たれます。(上の写真は、別の日の別の場所)

 

氷に飛び移るオオワシ

オジロワシの親子

耳を澄ましてみると、その大自然が目の前に存在している事に圧倒されて行きます。

切り裂く様に低い気温の中、ワシたちの鳴き声が響き渡っています。

 

飛んでいるオジロワシ幼鳥を横から

ダイナミックな飛翔を披露してくれます。

ふと落ち着いて風景を観てしまうと、撮影する事を忘れてしまいそうになるので、またファインダーに目を戻します。

でも撮影ばかりだと、ファインダー内ばかりが気に成ってしまうので、定期的にファインダーから目線を外して頂きたいなぁ、と思ったりします。

その場では、ぜひじっくり2分くらい周りを見渡してみて下さい。

まず間違い無く、感動が盛り上がって来る状況ですので。

 

カモメを追うオオワシ

たぶん写真に興味が無ければ、わざわざココまで来なかったのかな、とか考えます。

 

飛び上がる瞬間のオオワシ

ワシやタンチョウとの出会いが、ワタシの写真人生をまったく決められてしまった気がしてるんですけど、今の所そこに嫌な気持ちもまったく無く、そんな出会いも常に肯定的に受け止めています。

 

飛翔するオジロワシ

って、独り言を他所に、ワシたちがブンブン飛回って来ました。

 

飛び移るオオワシ

あちこちでバトルも活発に成って行きます。

 

カラスとオジロワシ

カラスも参戦するんですが、ココではワシたちが優位に見えました。

大きさが全然違うんですよね。数もワシの方が多いですね。

 

ワシたちのバトル

餌取り合戦が更に活発に成って行きます。

 

オオワシの幼鳥

どちらかと言うと幼鳥の方が、活発にケンカしてる様に見えます。

成鳥は、なんだか落ち着いて見えます。

 

オオワシ親子

でもこうして成鳥に睨まれると、幼鳥はふと黙ってしまいますね。

 

オオワシとオジロワシ

若い鳥が自己表現してるみたいな。

でも先輩にはあまり逆らわない様な感じ。

 

魚を捕まえるオオワシ

捕まえた!

 

魚を捕まえるオジロワシ

やはりココでも力のある動物が優位に動きます。

 

撮影使用機材について

羽を広げるオオワシ

コッチはコッチで、なんとか躍動感を写せないかと、シャッターの連射が止まりません。

ちなみにワタシは全てRAWで撮るのですが、最近大分シャッター回数減っては来てますけど、この撮影では64GBと32GBのCFカードをだいたいフルに使い切ります。

この船上での、自分的レンズ選択のベストは、500mm単焦点と70-200mmズームの2台持ちだと思っています。

しかし風景的に撮りたい場面もあり、16-35mmの広角ズームもバッグに入れておいてます。数枚しか撮りませんが、一応持って行ってます。

100-400mm持っていれば、持って行く気がしますが、でも、早朝便は結構暗いのでちょっと注意が必要です。

70-200mmのf2.8と、100-400mmのf5.6のどちらかであれば、f2.8の明るいレンズを選ぶと思います。

基本ズームであれば、どちらも変わらず機動性があり、結構近くに寄ってくれたりするんで、さほど長い距離が必要とも思いません。

 

カモメ

今回の投稿の様な「ガッチリ寄った写真」は、長い単焦点が生きて来ますね。バズーカー一本あれば、かなり満足度の高い写真が撮れる様な気がします。

「絶対にレンズ一本、カメラ一台のみ」の制約だったら、ワタシはおそらくEF70-200mm F2.8L IS II USM一択です。カメラはもちろんEOS1DX。

飛んでいる姿なんかは、ズームの方が使い勝手が良いですね。しかもこのcanonの神ズームレンズは、写りがとても良い、と思ってます。

この神レンズを持っているせいか、どうしても100-400mmに手が伸びないんですよね〜。ワタシが撮りたい被写体って夜の飛行機とか、こうして暗い場所での動物とかなので、やっぱりEF70-200mm F2.8L IS II USMを選ぶ場面が多いかと。

条件が悪く成ると、f2.8とf5.6の差が顕著に感じられて来ます。

たまに「ノイズってそんなに乗りますか?」と言う人が居ますが、こうした野鳥は特にトリミング前提で撮らなければならないので、ワタシはかなり気に成る(してる)方だと思います。また、13インチ辺りの小さいモニターだと分からなくても、28インチ辺りだとビッシリノイズが浮き上がって来ます。(モニター解像度によって、見え方に違いがあります)

そうした意味でも、自身の撮影のレベルを上げたいのであれば、大きくて解像度の高いモニター使用が基本中の基本に成って来ますね。

 

魚を捕まえたオオワシ

あと、流氷船上では今まで一脚を使用してきました。

満室の船の上は、人の動きが制限されてしまう状況も多々あるかと思い、また、ワシの動きに合わせて自分も移動する必要性からです。

一脚も上下方向に稼働する雲台を付けた事でかなりパワーアップした気がしてますし。

しかし次回は三脚を使用したいと思っています。一脚だと、カメラを替える際に面倒な動きが入るので、三脚を試してみようと思っています。

 

ワイルドライフに接する生活

オオワシの立ち姿

ワシの撮影は、ワタシにとって無くてはならないモノに昇華しました。

毎年1回か2回しか行けない撮影なんですが、行くたびに違う発見があったり、また、この日本の端っこの小さな街での滞在も、いつも自分に深い刺激と感動を与えてくれます。

 

鳴いているオジロワシ

写真が揃うと、そろそろ飽きても良さそうなモノですが、まだまだ撮り足りないかな。

今期は、もう予定組みも終わり、航空券からホテルの予約まで終わらせてしまいました。

航空券とホテルが予約を受け付ける頃になると、結構慌ただしい動きが必要成って来ます。

現在、日本国内の野鳥ファンより、海外の方々の方がどんどんこの北海道知床に注目している様ですね。世界的に観ると、野鳥や自然ってもの凄い人気なので、かなり目を付けられてますね。

だって、こんな「大自然」を感じられるのに、宿泊ホテルは日本クオリティだし、羅臼には小さいながらもコンビニなんかもあるし、アラスカやニュージーランド南部なんかよりずっと整備されている場所なんですよ。毎度ながら日本人で良かったってトコです。

 

大鷲

こうしたワイルドライフに興味がある皆さんは、普段どんな情報収集してますか?

ワタシがご紹介したいのは、なんと言ってもBBCアースですね。ナショジオ(National Geographic)も有名ですが、断然BBCの方が好きです。

画像は、もう世界最高峰と思っています。普段映画など観てても、世界中のクリエイターが模範にしている番組と感じます。(映画「アバター」なんて、すっごく影響されているのが分かります)

海外の番組なので、「どうやったら観れるの?」と言う疑問があるかもですが、最新版はwowowとNHKにて放映されている様ですね。

他の選択肢としては、DVDで鑑賞か、有料動画サイトでの鑑賞の選択ですが、ワタシなどは何度も何度も同じ番組を繰り返し観るので、好きな番組はDVD購入して擦り切れるほど(笑)観ています。

有料動画サイトは、huluとU-NEXTがありますね。

アフィリですが、一応各リンク貼って置きます。

こちらがhulu↓ドキュメンタリー関係は平均的な番組数かと。動画サイトのスタンダードかなと思ってます。

コチラはU-NEXT。BBCアースの数番組がラインナップされています。ただ課金視聴の番組もあるので、あまり好みではないです。(BBCアースは見放題番組)


上記2サイトでBBCアース番組が放映中確認してます。(2016年11月現在)

以下は、お薦めのを並べておきます。Amazon内で「BBCアース」検索でもズラッと出て来ます。

まだまだ終わらない撮影の旅

3羽の大鷲

どうやらまだまだワタシの撮影の旅は、終わりそうもありません。死ぬ迄に行きたいトコ全部行けるだろうか?と、モタモタしてたらイケない感にいつも襲われます。

 

オジロワシ

今年はどんな彼らに会えるんだろう?とか考えると気持ちがちょっとソワソワして来ちゃいますね。

 

オオワシ

雪を噛むオオワシ

もっともっと色んな表現がしたい欲望があるんで、まだ当分羅臼には行くのだろうな、って思ったりします。

 

尾白鷲

彼らにまた会える日が待ち遠しいです。

知床羅臼に行かれる方、どーぞお気をつけて行ってらっしゃい。

感動が待っていますよー♪

 

追記ですが、

ちなみにこの羅臼では、あの稀少動物「シマフクロウ」も出没する場所なんかもあります。

シマフクロウ

ただ、基本ココはもう行かなく成りました。近年ライトをLEDに変更したせいか、フリッカーみたいな動きが強く、一定の設定にしないと写真がよく写らなく成ってしまいました。

写真撮る人が皆同じ設定だと、出て来る写真も同じ様なモノに成っちゃいますから、一気につまらなく成っちゃいました。

シマフクロウは、ワイルドライフフォトグラファーの前川貴行さんが1DX mark2のデモ撮影でもの凄いの撮りましたね。あんなの絶対に撮れないぃぃ(撮りたいけど)って感動しました。

機会があれば、シマフクロウについてもいつか投稿したいと思います。

シマフクロウ

 

羅臼沿岸を下に降りて来ると、野付半島などもありまして、ココでもオオワシ、オジロワシ、あと鹿やオオハクチョウ、キタキツネなどにも会えたりします。夕日が綺麗なので、絡めると綺麗なの撮れたりします。

夕日とエゾシカ

キタキツネ

こうして写真を観る度にまた彼らに会いたく成ります。

野生動物って、何がココまで惹き付ける要素なんだろう?って思うと、ワタシの場合は、「その場の一体感」を感じるのが好きだと思っています。

寒かったり、暑かったり、風が強かったり、日差しが強かったり、焼けた臭いが充満してたり、その時居る場所の「同じ空気」を彼らと一緒に吸っていて、その瞬間、自分は自然と一体に成る気がして成らないんですね。

ちなみに撮影してていつも思いますが、彼らは生きる事に本当に真剣で、どんなに小さな野生動物でも、時に彼らから「殺気」と言うモノを感じます。

つまりジッと見つめ合った時「怖い」と感じるんです。

よく「熊に会うと固まる」と言うアレだと思います。

ワタシは小さな小鳥でも、時に「殺気」と言うモノを感じます。

こんな感じは、文明に生きる人間からはまったく感じないモノですが、本気の野生動物は何だかとてつもなく「凄み」がありますね。

遠くからただ写真を撮ってるだけでも、「スゥーーー」と血の気が下がる時が何度もありました。

コレって野生動物に接する時に必要な気持ちなんだろうなぁ、って最近気付き始めましたが、おそらく野生に生きている彼らは、例外無く「この感じ」を持ち合わせて居るんだろうって思います。

「生きるか死ぬか」の緊張感の中で生きている彼らの「その感じ」を写真に出来たら良いなぁ、とか思っていると言う事でした。

*最新版投稿しました。

【最新版】オオワシ流氷船での撮影記(動画もちょっとアリ)
毎年極寒期2月に行っております北海道道東、羅臼でのオオワシ撮影最新版です。 この雑記が連なる我がブログでは(笑)、多くの方に観ていただいているワシ、羅臼のコン...

*風蓮湖での鷲の撮影風景upしました。

北海道根室風蓮湖の鷲撮影スポットにて(英国BBCでも放送された場所)
前回の投稿では、羅臼の流氷船上から撮影した写真を載せましたが、今回は根室市にある「風蓮湖」の有名なスポットにて撮った写真を投稿します。 風蓮湖2回目の撮影記投...

*機材などのお話。↓

鷲(ワシ)の撮影記。機材やカメラ設定などについてもお話してみます。
このブログではすっかり恒例の投稿となってしまいましたが、毎年北海道に飛来する野鳥のワシ(オオワシ、オジロワシ)に魅せられて、今年も行って来ました。 場所は、北...

*タンチョウも撮ってます↓

タンチョウ撮影の難しさを再考してみました。(北海道鶴居村にて撮った写真と共に)
毎年北海道道東地方に行ってまして、羅臼でワシを撮影してから釧路地方に移動し、ココ鶴居村でタンチョウ(鶴)を撮影しています。 ワシの力強さと迫力と比して、タンチ...

コメント

  1. Saito より:

    はじめまして。私もワシに心を打ちぬかれて3冬目。毎年風連湖に通っています。今週末初めて羅臼&ワシの宿まで足を延ばすことになり、検索していてたどり着きました。ひとつひつとの描写と、しこいくらいのワシのアップに感動です(笑)オジロはイケメンでオオワシは滑稽ですよね。同感です。また寄らせていただきますね。

    • OSAMUOSAMU より:

      Saitoさん、こんにちは。

      FBのご投稿を拝見しまして、Saitoさんの綺麗な写真観ながら反芻(はんすう)してますwちなみにワタシも2/10,2/11にレイクサンセットに居ました(笑)。2/11(土)は凄い人でしたね。鶴居への移動日だったので、早めに終わらせて移動しちゃいましたが。羅臼行くと野付もよく寄ったりするんで、なんか親近感湧きました(笑)。ちなみの今年の写真は、インスタに何枚か投稿してみまして、レイクサンセットで撮った写真一枚、大きいコミュにシェアされて地味に喜んでたトコです。

      今年はもう行けないんで残念ですけど、また来年も行きたいなぁって思ってます。(イケメンと滑稽くん達に会いに)どっかでお会いしたら優しくして下さいねっ♪コメントありがとうございましたー。

  2. Kamura Tetsuya より:

    シェアさせていただきました。ありがとうございます。新聞の三面記事で、知床で越冬中のオオワシのことが紹介されていました。

  3. Kamura Tetsuya より:

    想像以上の大迫力に驚いています?

  4. 果音 より:

    こんにちは〜!
    おそらく今年の三月にお逢いした方ではないかと・・
    果音です。

タイトルとURLをコピーしました