「キズナ」名前の由来と2013年フランス凱旋門賞

凱旋門賞

HIPPODROME DE LONGCHAMP by FRANCE GALOP

FRANCE GALOP】(公式サイト)

今年もフランスロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞の時期がやってきました。参加の各陣営は、この猛暑の夏をそれぞれの想いで過ごしてきた事と思います。

凱旋門賞に登録の日本馬、「オルフェーヴル」、「キズナ」共に世代を代表する馬達なので、結果が楽しみですね。無事にフランスの調教場「シャンティイ」に到着し、最初の「輸送」と言う難関を突破しているようです

 

 

日本ダービー馬「キズナ」参戦

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撮影:岡田修平

「キズナ」の参戦ですが、ダービーを勝った年に凱旋門賞に挑戦する日本馬は初めてと言う事。フレッシュな状態での参戦で、期待も高まります。

みなさんは、「キズナ」と言う名前の由来をご存知でしょうか?もちろん日本人であれば「絆」と言う漢字をすぐに思い浮かべるかと思いますが、それと共に多くの方が「東北大震災」と言う痛い記憶を思い出します。

競走馬「キズナ号」は、前田幸治さんと言う北海道新冠町にある「ノースヒルズマネジメント」と言う牧場の代表で、オーナーブリーダーとして近年右肩上がりに成績を残しているオーナー牧場です。

主な生産馬を列挙しますと。

*wikipediaより抜粋

などのそうそうたるメンバーが揃っています。

 

「キズナ」の由来

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撮影:岡田修平

こうしてよく練られた血脈にて優秀な馬を生産し続けているノースヒルズマネージメントですが、前田幸治さん所有「トランセンド号(牡72012年引退)」のドバイワールドカップ出走への準備に追われている頃、東北大震災に見舞われます。

あの時日本中が震災の影響で大混乱していましたが、東北は競走馬にとってもまさしく中継地。北海道と関東、関西を行き交う競走馬達は、どうしても東北を通らなければなりません。まして海外遠征となると、非常に困難が伴う事が想像出来ます。

そんな状況の中、ノースヒルズのスタッフが結束し、「こう言うときだから頑張らないとならない」と言う強い気持ちでドバイワールドカップ(2011年3月26日ドバイ共和国、メイダン競馬場)に望みました。

 

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2011年フェブラリーS 岡田修平撮影

競馬ファンであればご承知かと思いますが、その時のレースで日本馬「ヴィクトワールピサ」が優勝。2着には半馬身差くらいでしょうか、「トランセンド」が凄い粘り腰で入線。日本馬の歴史に残るワンツーフィニッシュでした。

この時まだ競馬場に勤務していた私ですが、このチャレンジと結果にどれだけ関係者は力付けられたか分かりません。

その結果を受けた前田幸治オーナーは大いに喜び、またトランセンド関係者の努力に感銘し、人のつながりの大切さを示す意味も込めて「次の世代で一番良い馬を『キズナ(絆)』と名付けようと決めていたと言う事です。

素晴らしい逸話ですが、こうして苦難に立ち向かい、次の世代がその多くの人の気持ちを受け継ぎ、また新たに挑戦して行くと言う姿にやはり感銘を受けてしまいます。

 

凱旋門賞

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撮影:岡田修平

世界最強馬を決めるフランス凱旋門賞。2013年は、10月6日、フランスロンシャン競馬場にて発走です。あのディープインパクトでさえ制覇出来なかったレースですが、今度はフランスの地でワンツーを決めたら夢のようですね。

 

2013年凱旋門賞登録日本馬

エイシンフラッシュ 牡6 藤原英昭調教師管理馬

オルフェーヴル 牡5 池江泰寿調教師管理馬

キズナ 牡3 佐々木昌三調教師管理馬

ジェンティルドンナ 牝4 石坂正調教師管理馬

デニムアンドルビー 牝3 角居勝彦調教師管理馬

ナカヤマナイト 牡5 二ノ宮敬宇調教師管理馬

*JRAホームページより

 

*今年もRIDING BASIC.comでブログ管理をしております競馬写真家「岡田修平」がフランス凱旋門賞での日本馬の撮影準備をしております。上記写真のロンシャン競馬場以外は全て彼撮影写真ですが、今年も日本馬の勇姿を岡田修平のファインダーを通して皆様にお伝えして行こうと思っています。

The 岡田修平
http://ridingbasic.com/okadashuhei_blog/

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